2025/12/23 19:00

仕上がりが安定する“乾面ひと撫で”|拭き跡ゼロの最終手順
今日はうまくいったのに、次の洗車では拭き跡が出てしまう。
ガラスもボディも、「仕上がりが安定しない…」と感じることはありませんか。
実は、同じシャンプー・同じタオルを使っていても差が出るのは、
最後に「乾いた面でひと撫で」できているかどうかと、
その仕上げに向いた専用タオルを使えているかどうかが大きなポイントです。
カーコーティング専門店アペックスの現場でも、この「乾面ひと撫で」と、それを再現しやすい専用ガラスタオル・ボディ用クロスの組み合わせを徹底することで、拭き跡やモヤっとした筋を安定して抑えています。
拭き跡が残る本当の原因は「水分と成分の残り」
拭き跡というと、「タオルの質が悪い」「クリーナーが合っていない」と考えがちです。
もちろんそれもありますが、プロの目線で見ると、原因はもう少しシンプルです。
ガラスやボディの表面に
水分とクリーナー成分がうっすら残っているその状態のままタオルが湿っていき、
最後まで“濡れた面”で拭き続けてしまっている
この2つが重なると、どんなに良いとされるクリーナーでも、
白いスジ
ムラっぽいモヤ
逆光で見えるギラつき
が出やすくなってしまいます。逆に言えば、
成分と水分をきちんと拭き切る道具と
最後だけ「乾いた面でひと撫で」する手順
がそろえば、仕上がりはぐっと安定していきます。
なぜ“道具選び”で差が出るのか
乾面ひと撫でを成立させるには、実はタオル側にも条件があります。
カーコーティング専門店アペックスでは、
ガラス用には平織り寄りで毛羽が出にくいガラスタオル
ボディ用には吸水性・滑り方・厚みを調整したボディ用マイクロファイバークロス
をそれぞれ使い分けています。理由はシンプルで、
家のタオルや、ふかふかのボディ用クロスだけだと
糸くず・毛羽が残りやすい
角が立ちすぎてスジになりやすい
端までピタッと届きにくい
一般的なタオルは
「乾いた面でひと撫で」したときに、成分と水分を一緒に抱え込む設計になっていない
ことが多いからです。
そこで、カーコーティング専門店アペックスでは、
2万台以上の施工現場での経験をもとに
「乾面ひと撫で」で成分まで拭き切れること
それでいて被膜に負担をかけにくいこと
を意識して、ガラスタオルやボディ用クロスを選び・開発しています。
ガラス編:“乾面ひと撫で”で拭き跡を抑える手順
ここからは、フロントガラスや内窓の仕上げを例に、実際の手順を紹介します。
1.ガラス用タオルを2枚用意する
ガラスタオルA(濡れ担当)
ガラスタオルB(乾いた仕上げ担当)
この2枚を用意します。
ここで、カーコーティング専門店アペックスのガラスタオルのような、
平織り寄りで毛羽が出にくい
角がピシッと立つので端まで拭きやすい
タオルを使っていただくと、「乾面ひと撫で」の効果が非常に出やすくなります。
2.ガラスクリーナーは「ガラスタオルA」にだけ付ける
ガラスに直接スプレーすると、
一箇所に付きすぎてタレ跡になる
細かなミストがダッシュボードや内装に飛び散る
成分が濃く付いた場所だけギラつく
といった原因になります。
そこで、
ガラスタオルAにだけ、ガラスクリーナーを2プッシュ
ガラス1/4面をイメージして、タオル全体になじませる
ようにします。
カーコーティング専門店アペックスのガラスクリーナーは、
速乾性が高く成分が残りにくい
手アカ・ヤニ・可塑剤モヤなどの油膜汚れに対応
コーティング施工車にも使いやすいバランス
という前提でつくっているので、この「タオル2プッシュ運用」と相性が良いのもポイントです。
3.ガラスタオルAで「縦→横」にサッと広げる
ガラスに当てるのはガラスタオルAだけです。
円を描かず、縦→横の直線で
力を入れず、クリーナーを置いていくイメージで
サッと全体に広げます。
ここではまだ「仕上げよう」とせず、
汚れを浮かせる
ガラス全体にクリーナーを均一に行き渡らせる
ことだけを意識します。
4.最後にガラスタオルBで“乾面ひと撫で”
ガラス全体にクリーナーを広げ終わったら、ガラスタオルAの出番は終了です。
ここからは、乾いたガラスタオルBに持ち替えます。
ガラスタオルBの乾いた面をガラスに当てる
端から端へ、一方向にスッとひと撫で
端の角までしっかり届かせる
このときも、力は入れません。
目的は、残った水分と成分を「乾いた面」に移してあげることです。
カーコーティング専門店アペックスのガラスタオルは、この「最後のひと撫で」で
成分だけをスッと引き取る
毛羽や糸くずを残しにくい
ように設計しています。
タオルBの面が少し湿ってきたら、折り返して常に乾いた面を使うのがポイントです。
ボディ編:濃色車ほど効く“仕上げ用クロス”の1枚追加
ボディの拭き上げも考え方は同じです。
最初:吸水性の高いボディ用マイクロファイバークロスAで水分を回収
最後:少し厚手のボディ用クロスBで、残った水分と水滴跡をサラッとひと撫で
この「最後のひと撫で」があるかどうかで、
乾いたあとに残る水滴跡
くすみっぽいムラ感
が大きく変わります。
特に、濃色車や、照明の下でよく眺めるガレージ保管の方ほど、ボディ用マイクロファイバークロスBの有無で差がはっきり出ます。
カーコーティング専門店アペックスのボディ用クロスは、
コーティング被膜への負担を減らす滑りやすさ
拭き取り時にボディに吸い付かない厚みとコシ
何度洗っても毛羽立ちにくい耐久性
を意識しているので、
「乾面ひと撫で」を毎回同じように再現しやすいのが特徴です。
他のタオルとの違い
一般的なクロスと比べたときの、カーコーティング専門店アペックス製タオルの違いを整理すると、次のようになります。
ガラスタオル
平織り寄りで毛羽・糸くずが出にくい
角がピシッと立ち、ピラー際・端まで拭き切りやすい
速乾タイプのガラスクリーナーと合わせたときに成分をガラスに残しにくい繊維バランス
ボディ用マイクロファイバークロス
コーティング被膜を意識した高潤滑な拭き心地
吸水量と絞りやすさのバランスが良く、1枚で広い面積を安定して拭き上げられる
繰り返し洗ってもふくらみ過ぎず、「乾面ひと撫で」で摩擦を増やしにくい
「乾面ひと撫で」の手順自体は、どんなタオルでも真似することはできます。
ただ、
成分と水分をちゃんと引き取ってくれるか
端までストレスなく届くか
コーティング被膜に余計な負担をかけないか
というところまで考えると、現場で鍛えた“専用タオル”を使うかどうかで、完成度に差が出てくるのが正直なところです。
まとめ:最後の10秒は「専用タオルで乾面ひと撫で」を習慣に
拭き跡の多くは、水分と成分が少しだけ残っていることが原因
1枚のタオルで最後までやり切ると、タオルが濡れ面になり、仕上がりが不安定になりやすい
濡れタオルで汚れを動かし、乾いたタオルで“ひと撫で”で拭き切る
その「乾面ひと撫で」を安定させるには、専用設計のガラスタオル・ボディ用クロスがあると再現性が一気に上がる
「いつもと同じようにやっているのに、仕上がりにムラがある…」と感じている方は、
ガラス用タオルを2枚にする
ボディ用クロスを“仕上げ用”と“吸水用”に分ける
そしてカーコーティング専門店アペックスの専用タオルで、乾面ひと撫でを習慣にする
ところから、ぜひ試してみてください。
今回の“乾面ひと撫で”に最適なアイテム
あわせて読んでほしいガラスまわりの基本記事
【保存版】拭き跡が残らない窓ガラスの拭き方
https://apecs.thebase.in/blog/2025/11/04/190000
逆光でも白モヤなし|ガラスタオル+クリーナーの2段拭き
https://apecs.thebase.in/blog/2025/11/18/190000
今回の「乾面ひと撫で」とあわせて、これらの記事の内容も取り入れていただくと、ガラスまわりの仕上がりは、かなり安定してくるはずです。
