2025/12/05 19:00
冬の洗車でよくあるお悩み
冬になると、洗車のあとに小キズが増えた気がする。
コーティングのツヤがなんとなく鈍くなってきた。
こんなモヤモヤを感じている方は多いです。
気温が低いからといって、夏よりボディが汚れないわけではありません。
むしろ冬は、・乾いた砂ぼこりが増える
・スタッドレスタイヤのカスが舞う
・地域によっては融雪剤や塩カルが飛んでくる
といった条件が重なり、ボディにとってはかなりハードな季節です。
さらに、寒さのせいで洗車回数が減ると、汚れが長く乗りっぱなしになり、洗うときの摩擦も増えやすくなります。
なぜ冬のボディは傷つきやすいのか
洗車キズの多くは、「三体摩耗」=汚れ × 摩擦 × 点圧(ピンポイントの力) で説明できます。
冬はこの三つがそろいやすい条件です。
・乾いた砂やホコリがボディについている(汚れ)
・寒いので、ついゴシゴシ早くこすってしまう(摩擦)
・冷えて固くなったスポンジやクロスで、力が一点に入りやすい(点圧)
この状態で、洗浄力の強いシャンプーや、平らなスポンジをそのまま当ててしまうと
「砂を抱えたままこすってしまう → 細かいスジキズが増える」という結果になりがちです。
そこでApecsでは、冬の洗車の基準を 中性シャンプー × スリット入りスポンジ × 専用ボディクロス にそろえることをおすすめしています。
よくあるシャンプー選びの落とし穴
冬の傷トラブルを聞いていると、シャンプー選びが原因になっているケースが少なくありません。
よくあるのは、こんなパターンです。
・「汚れ落ち最強」をうたう強めの洗浄力シャンプー
短時間でスッキリさせてくれる一方で、使い方を誤ると、コーティング被膜への負担やシミのリスクが上がることがあります。
・ワックスイン/撥水インの“混ぜものシャンプー”
「洗うだけでツヤと撥水も!」というコンセプトですが、既存のコーティング被膜の上に、別の成分が少しずつ重なっていくことで、
・本来のコーティングの性格が分かりにくくなる
・ムラっぽい艶や、不自然な撥水になってくる
といった違和感につながることがあります。
・スポンジやクロスが“なんでもアリ”になっている
シャンプーだけコーティング専用にしていても、スポンジやクロスが
・平らなウレタン一枚
・ヘタってコシのなくなった古いクロス
のままだと、砂の逃げ道がなく、汚れを抱えてこすることになってしまいます。
中性シャンプーで「落とす」と「守る」を両立する
Apecsの 「1000倍希釈 中性カーシャンプー」 は、
・驚異の1000倍希釈(キャップ1杯でモコモコ泡)
・中性でコーティング施工車にも安心
・きめ細かい泡で汚れを包み込んで落とす
というバランスで作っています。
ポイントは、「汚れを落とす力」と「被膜を守るやさしさ」の両立 です。
・中性なので、被膜を不必要に攻撃しにくい
・濃密な泡がクッションになり、三体摩耗の“摩擦”を減らす
・1000倍希釈でコスパも良く、冬場でもこまめに洗いやすい
という設計になっています。
「強いシャンプー1回」よりも、中性シャンプーで“こまめにやさしく” の方が、トータルで見ればコーティング車にとってプラスになることが多いです。
スリット入りスポンジ+専用クロスで三体摩耗を断つ
シャンプーの次に大きく差が出るのが、スポンジと拭き上げクロスです。
Apecsの
・クロスカット“スリット入り”洗車スポンジ
・“拭きキズ軽減”ボディ用マイクロファイバークロス
は、三体摩耗を減らすために、形と素材から設計しています。
スリット入りスポンジのポイント
・両面の異形スリットが、微細な砂・ホコリを内側に抱え込む「逃げ道」 になる
・高級PUフォームの“吸い付くような洗い心地”で、力を入れなくてもスッと動く → 点圧が減る
・四角い形と柔軟性で、バイザーの隙間やエンブレム周り、窓の角まで洗いやすい
通常の平らなスポンジは、表面で砂を転がしやすく、そのまま引きずりキズの原因になりがちです。
スリット構造にすることで、「砂を逃がしながら、面でやさしく洗える」スポンジになっています。
ボディ用マイクロファイバークロスのポイント
・毛足の長さと密度を調整し、吸水性と拭き取りやすさを両立
・一枚でしっかり水滴を回収しつつ、ボディへの拭きキズを抑える設計
・コーティング専門店が現場で使う基準で選んだクロス
拭き上げのときに、
・ゴシゴシこする
・水滴を何往復もこすって取る
という動きが減るので、三体摩耗の「摩擦」「点圧」をここでも減らせます。
冬の中性シャンプー洗車 5ステップ
(洗車入門セットで再現)
ここからは、今回メインでご紹介したい
を使った、冬向けの洗車ルーティンです。
このセットには、
・1000倍希釈 中性カーシャンプー
・スリット入り洗車スポンジ
・ボディ用マイクロファイバークロス
が入っているので、冬の基本セットをまるごと1つで揃えたい方にぴったりです。
ステップ1:しっかり予洗いで砂を落とす
いきなりスポンジを当てるのではなく、まずは水だけでボディ全体をよく流します。
・ルーフ → ボンネット → サイド → 下回り
の順で、砂やチリをできるだけ流しておくことが目的です。
ステップ2:中性シャンプーを1000倍でモコモコ泡に
バケツに水を入れ、キャップ1杯のシャンプーを加えて泡立てます。
1000倍希釈なので、少ない量でたっぷりのモコモコ泡が作れます。
シャンプー液の濃さを毎回そろえることで、仕上がりも安定しやすくなります。
ステップ3:スリット入りスポンジで直線洗い
スリットスポンジを泡にたっぷり浸し、強く絞らずにそのままボディへ。
・円を描かず、上から下へ直線一方向
・面を変えながら、パネルごとに区切って洗う
この2点を意識するだけで、砂を抱え込んだままこするリスクを大きく減らせます。
スポンジが引っ掛かる感じが少ないので、力を入れずにスッと滑る感覚を試してみてください。
ステップ4:シャンプー成分をしっかりすすぐ
シャンプー後は、ボディに残った泡や成分を水でしっかり流します。
・ミラー下
・エンブレム周り
・モール際
など、泡が溜まりやすい場所は、水を細くして狙い撃ちするイメージで流してあげると安心です。
ステップ5:専用マイクロファイバークロスでやさしく拭き上げ
最後は、セットのボディ用マイクロファイバークロスで拭き上げます。
・クロスを何度か折り、常にきれいな面を使う
・水滴の多いところは、軽く押さえるように拭く
ゴシゴシこするよりも、面で水を持ち上げるイメージで動かすと、拭きキズを抑えながら仕上げられます。
こんな方は「洗車入門セット」に買い替えがおすすめ
もし今、
・ドラッグストアやホームセンターで買ったシャンプーとスポンジをなんとなく使っている
・「強くこすらないと落ちない」前提で洗車している
・洗車のたびに細かいスジが増えている気がする
・コーティングしたのに、冬場のツヤがイマイチ続かない
と感じている方は、「道具セットそのもの」を見直すタイミングかもしれません。
洗車入門セットは、
・中性シャンプー
・スリット入りスポンジ
・専用マイクロファイバークロス
がひとまとめになっているので、
「まずはこの1セットに買い替える」だけで、冬の洗車環境をまるごとアップデートできます。
おすすめアイテム
モコモコ泡で洗車が楽しくなる!洗車入門セット
中性シャンプー+スリットスポンジ+拭き上げクロスの基本3点が入った、冬の洗車にぴったりのスターターセットです。
“1000倍希釈” 洗車用中性カーシャンプー
キャップ1杯でモコモコ泡。中性でコーティング被膜にもやさしく、冬でもこまめに洗えるコスパの良さが魅力です。
“プロが選ぶ”クロスカットスリット入り洗車スポンジ
スリットが砂の逃げ道になり、引きずりキズを抑えながら直線洗いができる専用スポンジです。
“拭きキズ軽減”ボディ用マイクロファイバークロス
吸水性と拭きやすさを両立したボディ用クロス。拭き上げ時のキズを減らしつつ、水滴をしっかり回収します。
冬の1セットを決めておくと、洗車が楽になる
冬の洗車は、「寒い」「時間がない」「傷が怖い」 の三重苦になりがちです。
だからこそ、
・中性シャンプー
・スリット入りスポンジ
・専用ボディクロス
の3点セットを、「冬のマイ定番セット」として決めてしまうことをおすすめします。
道具がそろっていれば、あとは今回の5ステップをなぞるだけで、
・小キズを増やさず
・コーティング被膜を守りながら
・冬でも気持ちよく洗車が続けられる
はずです。
この冬はぜひ一度、
洗車入門セットを基準にした冬洗車ルーティンを試してみてください。
きっと、翌日のボディのツヤと、
運転中の気持ちよさが変わってくるはずです。

