2025/08/18 22:24
ホイールは車の印象を大きく左右するパーツ。
しかし、「気づいたら真っ黒に汚れていた…」なんて経験はありませんか?
実はこの汚れの多くはブレーキダストが原因。
特に輸入車全般や国産車の前輪は汚れが目立ちやすい傾向があります。
今回はホイール洗浄の基本とコツをわかりやすく解説。
さらにプロが実際に使用している専用アイテムもご紹介します!
◾️なぜホイールはすぐに汚れるのか?
1. ブレーキダスト
ホイールの黒い汚れ、その正体はブレーキダスト。
ブレーキローターやパッドが削れることで発生します。
特に前輪は制動力が大きいため、後輪よりも汚れやすいんです。
輸入車は高い制動力を出すために、ローターを積極的に削る構造を採用。鉄粉がホイールにこびりつき、汚れが目立ちやすいのも特徴です。
2. 前輪の方が汚れる理由
国産車でも、制動力の大半を前輪が担うため、ブレーキダストの発生量が多く、前輪だけ真っ黒に汚れるケースが多いのです。
3. 今後の変化
ただ将来的には、この常識も変わるかもしれません。
欧州で導入予定のユーロ7規制では、排ガスだけでなくブレーキダストの排出量にも基準が設けられます。
新素材のパッドやダスト回収技術が普及すれば、今よりもホイールは汚れにくくなる可能性があります。
◾️プロが実践するホイール洗浄ステップ
1. ホイール全体を泡で包む
まず使用するのはこちら、弱アルカリ性 マイクロバブルカーシャンプー
きめ細やかな泡が汚れを浮かせ、泡が弾ける瞬間に分解してくれます。
特にブレーキダストのような頑固な汚れに相性抜群です。
使い方:
· マイクロバブルカーシャンプーと水を 50:50 の割合でスプレーボトルに入れる
· スポンジに噴霧し、優しく洗う
※ゴシゴシと擦る必要はなく、泡の分解力に任せましょう。
2. 細部はブラシで掻き出す
スポンジでは届かない部分にはディテーリング筆ブラシを使います。
このブラシの最大のポイントは「馬毛」。
· 柔らかくデリケートな素材にも安心
· 毛の密度が高く、ナット穴やエンブレムの隙間にフィット
· 耐久性が高く、広がりにくい
使い方:
· 筆ブラシにシャンプーを2〜3プッシュ吹きかける
· ナット周りや細部を軽くブラッシング
わずかな力で汚れが浮き出し、プロの仕上がりを再現できます。
3. 撥水リキッドで仕上げ&汚れ防止
仕上げには撥水用コーティングリキッド。
· 拭き上げ時にクロスへ2プッシュ
· 水滴を拭き取りながら同時に塗布
· 3次元ガラス骨格分子構造で強力な被膜を形成
これにより、水シミ防止・防汚効果・艶感アップが一度に叶います。
◾️プロが伝えたいホイール洗浄のコツ
・定期的に行うことが最大のポイント
ブレーキダストは放置すると酸化してサビ汚れに変わり、除去が難しくなります。
今回のポイントは3つ。
1. マイクロバブルカーシャンプーで全体を優しく洗浄
2. 馬毛ブラシで細部を丁寧にケア
3. 撥水リキッドで艶と防汚効果をプラス
ホイールが綺麗だと、クルマ全体の印象がぐっと変わります。まさに「オシャレは足元から」です。
◾️使用したアイテムまとめ
· マイクロバブルカーシャンプー
弱アルカリ性でブレーキダストを分解。スプレーボトル使用で効率的に洗浄。
· ディテーリング筆ブラシ(馬毛)
柔らかさ+密度で細部の汚れを除去。デリケートな素材にも安心。
· 撥水用リキッド
拭き上げと同時に防汚コート。艶感アップで仕上がりも抜群。
◾️まとめ
ホイール洗浄は「ただの洗車」ではなく、愛車を長く美しく保つための大切なケアです。
ぜひ一度試して、あなたの愛車をさらに輝かせてください!
洗浄方法を動画でご覧になりたい方は、下記からご覧ください!