2024/05/31 01:02

 526()、フィリピンで台風1号が発生しました。


台風は7月から発生が増え、8月をピークに、9月・10月と台風シーズンが続きます。 

日本への接近や上陸の数が最も多くなり、「この時期が来たか」と、風物詩のように感じる方もいるのではないでしょうか。

台風といえば、さまざまな被害・災害が思い浮かびますが、みなさんの大切な愛車にも影響を及ぼすことがあります。

本日は『知っていてよかった!知らないと後悔する⁉︎』、台風が車に及ぼす影響について、お話しします!



 

◾️台風が車に及ぼす影響や洗車をした方がいい理由

・普段の雨とは違う?

雨水には不純物が混ざっており、長期間放置をすると塗装面を傷めてしまうことがあります。

しかし、台風の降雨には普段の雨水以上に不純物が含まれているため、台風通過後も「洗ってもどうせすぐ雨だし…」と、放置をしてしまうと塗装面に大きなダメージが。


・台風の降雨

台風は海水が太陽の熱で暖められ、水蒸気が巻き上げられて発生するため、海水の塩分が大量に含まれています。

また、砂埃や枯れ葉なども巻き上げるため、台風通過後のボディは粘度の高い汚れが付着しています。

 

台風通過後、天候が安定しない場合もありますが、汚れてしまったボディを洗車で洗い流し、汚れを蓄積させないことを優先してください。

 



◾️洗車時の注意点

台風後の洗車で注意をしたいことが、“洗車キズ”の付着です。

台風で運ばれてくる汚れには、塩分だけではなく砂埃が多く含まれています。

すすぎが不十分な状態での洗車や水洗いのみで洗車を行うと洗車キズの原因になります。

 

◾️台風による汚れの落とし方

放置をしてしまうと車に大きなダメージを与える台風による汚れ。

では、一体どうやって洗い落とことが良いのか。

 

必要な物は、



 

Step1]水で塗装表面の汚れを除去

 水をたっぷりと使用し、ボディ全体を濡らします。

また、すき間に入り込んでいる砂埃などの汚れが、洗車中にボディに流れ落ちてくると洗車キズの原因にも繋がるので、高圧洗浄機を使用できる環境であれば、パーツのすき間なども汚れをかき出すイメージで念入りに流してください。

 

Step2]カーシャンプーで洗浄
たっぷりのお水で予洗いをした後はカーシャンプーの出番です。

台風の雨水に含まれる塩分は水やお湯だけでは成分が残ってしまうため、カーシャンプーを必ずご使用ください。

特に塩分を落とすときのカーシャンプーは、洗浄力が高いものがおすすめです。

 塩分をしっかりと洗い落とすことのできる『弱アルカリ性 マイクロバブルカーシャンプー』がおすすめです


・マイクバブルカーシャンプーがオススメなワケ

①洗浄力の高さ

 弱アルカリ性のマイクロバブルカーシャンプーは塗装表面の油汚れやホイールに付着した泥汚れ・ダスト汚れなどの固着しやすい汚れを除去するために開発をしています。

高い洗浄力が汚れを分解除去します。


 

②摩擦力を軽減する為の特殊成分配合
 塗装表面を滑らかすることで摩擦力を軽減し、洗車中のキズのリスクを軽減します。

マイクロバブルカーシャンプーは泡が汚れを包み込むだけではなく、摩擦力を軽減しているので、ボディも安心して洗車をしていただけます。

 


 

Step3洗車スポンジに手は添えるだけ

汚れを洗車で落とす時に注意をしていただきたいことが、『決して力を入れないこと』

洗車時の大切なポイントは『スポンジではなく、カーシャンプーの泡で洗うイメージ』をすることです。

スポンジで汚れを落とそうと、ゴシゴシとスポンジを動かしてしまうと手洗い洗車のキズになってしまいます。

予洗い後も目には見えない微細な埃が残っている可能性は高く、力を加えてしまうと傷になる恐れもあるので、スポンジにシャンプーの成分を含ませてから洗ってください。



Step4]ここが重要!拭き上げ工程!

 洗車時の大切な工程が"拭き上げ"です。

拭き上げ前に乾いてしまうと、水シミの原因となってしまいます。

吸水性の良いクロスを使用し、拭き上げの負担も減らしましょう。





Step5台風の汚れを落としたあとは…

台風に含まれる塩分をきれいに洗い落とした後は、次の台風に備え、コーティングをすることが理想です。

しかし、「今すぐにコーティングをしましょう!」というのは、少しハードルが高いかもしれません。

 

そんな時におすすめとなるのが、誰でも簡易的に塗装を保護することができる”コーティング剤リキッドです。



 



使用頻度は撥水用リキッドが1ヶ月に1度、1パネルに対し、2プッシュの感覚でご使用ください。

親水用リキッドは2ヶ月に1度、1パネルに対し、1プッシュの感覚でご使用ください。

 ボディに直接吹きかけてしまうと、ミスト状のシミになる可能性がございますので、ご使用の際は必ずクロスに吹きかけてください。



 

リキッドを塗布することで、結合力が強く3次元ガラス骨格分子構造が、強靭なコーティング膜を形成します。



ウォータースポットを含む汚れやホコリが付きにくく、拭き取りやすくなり、美しい光沢が持続します。

拭き上げ時にお使いいただくことで、水シミの原因となるカルキやミネラル成分も緩和します。

拭き上げの負担を減らすことで、洗車時短術にも繋がります。

正しい洗車知識と洗車用品を活用し、台風から愛車のキレイを守りましょう!