2024/01/10 22:20
クルマの性能を100%引き出せる場所、サーキット。
洗車好きな方の中には、休日を利用し、サーキット走行を楽しむ方もいるのではないでしょうか。
本日は楽しいサーキット走行後の悩みのタネ。
"こびりついたタイヤカス"を簡単に落とすことのできる洗車方法をご紹介します!
サーキット走行特有の汚れ
一般道や高速道路では見ることのできない、愛車の性能を知ることのできるサーキット。
サーキットならではの走行をできるからこそ、ボディに付着する汚れも、サーキット特有な汚れに。
特にサーキット走行後にドライバーの皆さんを悩ませる代表格が"タイヤカス"の固着ではないでしょうか。
タイヤカスとは
サーキット走行時、激しい走行によりタイヤのゴムが溶け落ち、後続のクルマのボディに付着する汚れです。
一度付着をすると、簡単には落ちない頑固な汚れ。
「サーキットは楽しいけど、タイヤカスを落とすのが大変なんだよなあ…」
そのお悩みはスッキリ解決します!
危険なタイヤカスの落とし方
ブログをご覧の皆さんは、今までどんなタイヤカスの落とし方をしていましたか?
・シャンプーでゴシゴシと洗っていた
・タイヤカスを使用し、タイヤカスを落としていた
・パーツクリーナーなどの溶剤を使用し、タイヤカスを溶かしながら落としていた
などなど、さまざまな方法でタイヤカスを落としているかも知れません。
実は上記の中で絶対NGな除去方法があります。
それは"パーツクリーナーなどの溶剤を使用した除去方法"
パーツクリーナーはブレーキなどの金属製パーツに付着した汚れの洗浄や、脱脂するために使用する液剤です。
油分を除去することに優れているため、タイヤカスを簡単に落とすことは出来ますが、塗装への負担も大きく、塗装が弱いクルマなどでは、塗装を溶かしてしまうこともあります。
一度溶けてしまった塗装を元に戻すためには、再塗装が必要となります。
くれぐれもご注意ください。
タイヤカスを簡単に安全に落とせる洗車用品
車をキレイにするプロでもある、カーコーティング専門店の私たちが使用をしているのは『弱アルカリ性 マイクロバブルカーシャンプー』と『超万能”水アカ・ピッチタール除去メンテナンスクリーナー』です。
オススメのワケ
二つの商品を重宝するワケは、どちらも油汚れに相性が抜群なこと。
・マイクロバブルカーシャンプー
マイクロバブルカーシャンプーは、きめ細やかな泡が汚れを分解するので、市販のシャンプーでは落とせなかった、軽度なタイヤカス汚れや、なびいたようにベチャッと付着した汚れも落とすことができます。
また、足回りのダスト汚れにも相性が抜群なので、ブレーキの性能を最大限に発揮した後のホイールの汚れもスルスルっと除去。
"洗車中に泡が乾いてしまい、シミになる"といったリスクをなくすため、泡切れも良いことが特徴です。
・メンテナンスクリーナー
メンテナンスクリーナーは洗車後も残ってしまうような、こびりついたタイヤカス汚れに効果的です。
タイヤの主成分でもある、天然ゴムと合成ゴム、どちらの汚れも簡単に落とすことのできるメンテナンスクリーナーは、サイドステップに付いてしまう、靴の蹴り跡なども除去ができるクリーナーです。
使い方は簡単、一度濡らして絞ったクロスに、10円玉ほどの大きさでクリーナーをつけます。
気になる面にクリーナーを馴染ませるように優しく撫でるだけで、クリーナーが付着物を分解し、簡単に除去ができます。
こびりついているからと言って、力任せにゴシゴシと擦ってしまうとキズが入る可能性もあるので、使用の際は力加減にご注意ください。
タイヤカスは長期間放置をしてしまうと、塗装を犯し、侵食シミになってしまいます。
侵食したタイヤカスは、塗装を研磨しても完全に除去をすることができません。
本ブログをお読みいただいた皆さまには、安心安全のタイヤカスの除去方法を知っていただき、サーキット走行を楽しんでいただければ幸いです。