2023/12/20 22:53

 「カーコーティングをした後に、洗車機に入れても大丈夫ですか?」

カーコーティング施工を検討されるお客様から、多く聞かれる質問です。


「理想は手洗い洗車と知っているけれど、毎回手洗い洗車は難しい

「汚れがひどい時はどうしても洗車機を使いたくなってしまう

そんな葛藤をしたことがある方もいるかと思います。




『コーティングをした車でも、洗車機に入れていいの?』

結論は『コーティングの完全硬化後であれば、洗車機に入れても大丈夫』です。


しかし、洗車機の使い方を誤ってしまうと、コーティング本来の力を発揮できなくなることや、ボディ状態を悪化させてしまう原因にもなります。


今回は洗車機使用時のポイントを解説。

カーコーティング施工・未施工問わず、全ての車両に役立つ情報となっていますので、ぜひ、最後までご覧ください!


■洗車機を使わない方がいいと言われる理由

【1】洗車機による細かなキズ

洗車機を使うと、コーティングの有無に関わらず、小さく細かなキズが入ります。

キズの主な原因は、洗車機のブラシによる摩擦。


また、洗車時に砂やゴミが車に付着をしていると、ブラシが回転するたびにキズが入りやすくなります。

細かなキズは、ボディに微細な凹凸を生み出し、汚れが付着しやすくなる原因にもなります。

ブラシによるキズが気になる方は、洗浄力は少し劣りますが、ノンブラシ洗車機などがオススメです。




【2】洗車キズにより失われる光沢

洗車機を多く使用する方ほど、ボディには無数の洗車キズが見受けられることがあります。


洗車機のキズは一定方向にキズがつくため、塗装面のキズに光が反射した際、ボディ全体が白く見えることにも繋がります。


無数のキズは車の光沢を失うこともあるので、デメリットを理解した上で、ご使用ください。


■洗車機の注意点

絶対NG行為『拭き上げをせずに走り去る』

洗車場で一度は目にしたことのある、『拭き上げをせずに走り去る車』

走りながら水を飛ばすことや、乾燥させるは、拭き上げの"時短""負担軽減"になりますが、塗装面には大きな負担が掛かっています。

洗車場で使用をされている水は主に"地下水""井戸水"と言われており、1日を通し、大量の水を使用する上で低コストな2種類の水が使用されているケースが多いです。

2種類の水にはウロコ状の水シミの原因となる、ミネラル分が豊富に含まれており、しっかりと拭き取りをしなくては、あっという間に水シミだらけになってしまいます。

洗車をする際には時間に余裕を持ち、拭き上げの時間を確保した上での洗車がオススメです。


意外に気をつけたいのが天候

週末や連休前、雲一つない青空が広がる洗車場では、洗車機の順番を待つ長蛇の列を目にすることがあります。


青空の下での洗車、本当に気持ちが良いですよね。

しかし、晴れ空は洗車向きな天候とは言えず、拭き上げ前に水が乾きやすくなり、水シミを作りやすい環境になります。

洗車の際には「太陽がどれぐらい出ているだろうか?」と、気に掛けていただくことで、ボディ・ガラスの水シミの付着を防ぐことができます。

洗車日和=曇り空。

ぜひ、洗車の際の参考にしてください。


■機械洗車でも使用できる洗車用品

「自分は機械洗車だから、洗車用品は必要ないかなあ……」と、洗車用品を手に取ることを躊躇した経験はありませんか?

そんなあなたにピッタリな、車が輝く"ワンポイントアイテム"をご紹介します。

洗車場で周りから熱い視線を感じるかも知れません。


"超強力除去"虫取り専用バグリムーバー


車に付着する、イヤ〜な汚れ"虫の死骸"


虫取り専用バグリムーバーは、虫をふやかして除去を行うため、ボディにキズが入りにくく、抜群の除去力を誇ります。


使用方法は至って簡単。

洗車機の使用前にバグリムーバーを吹きかけておくことで、洗車機のブラシや水圧でスッキリ除去をしていただくことが出来ます。

1本容量500mlなので、 たっぷりと使っていただけます。

"拭きキズ軽減"マイクロファイバークロス

洗車場での拭き上げ、備え付きのクロスを使用していませんか?

持っていく手間や洗濯の手間がない、備え付けクロスですが、クロスは硬く、拭きキズをつける原因になります。


通常の洗車だけではなく、ボディのキズを研磨除去し、極限まで美しくしている私たちが、絶対に拭きキズを付けたくない時にも使用をしているクロスです。

毛足にこだわったクロスは、抜群の吸水性と柔らかさがあり、拭き上げ時間の短縮+拭きキズの防止にも繋がります。



"拭き筋が残らない"窓ガラス専用ガラスタオル



洗車場のタオルやボディ用クロスで窓ガラスを拭く方も多く、太陽が当たった際にガラスに拭き筋が残っていることがあります。


私たちがハイクオリティなボディコーティング同様に、美しさを求めるのがガラスのキレイさです。


その中で開発をした理想のタオルが、窓ガラス専用ガラスタオルです。

ボディ用クロスと比べ、少しゴワゴワとした素材を使用したタオルは、ガラスを拭く際の静電気を軽減し、繊維残りを防ぎます。


拭き筋のないガラスでドライブを楽しんでみませんか?

拭き筋のないガラスを一度経験すると、今までのガラスでは満足出来なくなってしまうかも?




"新品の様な艶感に"水性タイヤワックス




クルマ全体の美観を左右するのが、タイヤの艶感です。

カーコーティング専門店が施工の総仕上げで使用をしているタイヤワックスは、タイヤを傷めることがない成分で開発をしています。

洗車後にタイヤの水分を拭き取り、タイヤワックス用塗布スポンジにワックスを12プッシュ吹き掛け、タイヤにむらなく塗布するだけです。


ひと手間を加え、足回りからキレイを演出してみてはいかがでしょうか?



■最後に

『洗車機を使わない方がいいと言われる理由』を解説させていただきました。


常に手洗い洗車を行うことが理想ではありますが、忙しい中では、洗車機を有効活用することも必要かも知れません。
しかし、上記でご紹介をさせていただいたような、ワンポイントアイテムを使用していただくことで、今までの洗車では味わうことができなかった、キレイを演出することができます。


ぜひ、洗車機を使用のみなさまにも、洗車用品を使用していただき、洗車をより楽しんでいただければ幸いです。